【カメルーン通信No.25】

 

【カメルーン通信No.25】

~新隊員~

青年海外協力隊の隊員は3ヵ月ごとに新隊員が任国に来ます。つまり3か月経ってしまえばまだまだ新隊員の気分でも必然的に先輩隊員になってしまいます。来る人数は隊次ごとに違い、カメルーンでは1人の時もあれば10人の時もあり、0人というときもあります。そして6月の末に26年度1次隊の8人の大所帯が帰国し、先月の7月に9人という大所帯が到着しました。

第一印象はフレッシュという事でした。というのも26年度1次隊の方が一人延長したので厳密には違いますが、その方を除けば私たちの26年度2次隊が一番の古株になってしまったという事でした。次の10月になれば丸2年カメルーンに居ることを考え、時間が経つのは早いなぁと。本当にそんなに長い時間をカメルーンで過ごしている実感はなく、とても不思議な感じです。

新隊員の方たちは良い意味でまだまだ日本っぽさが残っており「あぁー自分もそうだったなぁ」と思ったり、「これ絶対必要ないでしょ!」っていうものを見るとほっこりします。それと同時に初心を思い出させてくれる有り難い存在でもあります。

今でも常に何が必要なのか、彼らが求めているのは何なのかを考えてはいるつもりです。ですが考えが偏ったり、色々な角度から見れなくなってきている自分もいます。そういう時に新隊員の方々と話すと「こういう考え方あったな」とか「これ今こそやるべきだ!」ということに気付かせてくれます。まだ任期が終わったわけではなく、私にできることはまだ何かあると信じ、初心を忘れずに善処したいと思います。

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